「72の法則」。

法則が72個ある、というわけではないんだ。
昨日飲んだ先輩から聞いた話。
自分はこういう話は全然疎いから昨夜初めて聞いたんだけど、
そういう法則があるんだそうですね。

経済の世界では、複利計算で、資産の運用を行います。その際、何%で運用すれば何年で2倍になるのかを簡単に算出するために用いるのが「72の法則」です。

年利6%であれば、72÷6=12 12年間で2倍になるというようにして使います。

この計算法は、実用的で、資産運用をする人たちに幅広く愛用されています。

http://www1.odn.ne.jp/~cce10870/neo043housoku.htm
結構有名な法則なんですかね?


検証してみると、

年利1%の場合

1年後⇒1.01倍
2年後⇒1.0201倍

69年後⇒1.9869倍
70年後⇒2.0068倍

年利2%の場合

1年後⇒1.02倍
2年後⇒1.0404倍

35年後⇒1.9999倍
36年後⇒2.0399倍

年利3%の場合

1年後⇒1.03倍
2年後⇒1.0609倍

23年後⇒1.9736倍
24年後⇒2.0328倍

年利4%の場合

1年後⇒1.04倍
2年後⇒1.0906倍

17年後⇒1.9479倍
18年後⇒2.0258倍

年利6%の場合

1年後⇒1.06倍
2年後⇒1.1236倍

11年後⇒1.8983倍
12年後⇒2.0122倍

年利9%の場合

1年後⇒1.09倍
2年後⇒1.1881倍

7年後⇒1.8280倍
8年後⇒1.9926倍
9年後⇒2.1719倍

年利12%の場合

1年後⇒1.12倍
2年後⇒1.2544倍

6年後⇒1.9738倍
7年後⇒2.2107倍

…なるほどー。
若干のズレはあるものの、確かに
年利x%と2倍になるまでの年数yはだいたい
y=72/x
の関係にあるっぽい。


実際、ピッタリ2倍になるまでの年数を求めようとするならば、
(1+x/100)^y=2
より、
y=log(2)/(log(1+x/100))
もしくは
y=log(2)/(log(100+x)-log(100))
というカタチになるのかな。
実際このグラフと「y=72/x」のグラフを重ねて描いてみると、
驚くほど近い形になっていた。
へぇ〜〜〜〜。
すげーな、発見したヒト。
てか、対数関数がこういう形で反比例に近い曲線描くものだったんだねぇ。


というわけで、一つ賢くなったような気がした一日。
あぁ、研究しなきゃ…