大学入試センター試験

やっぱり気になった英語のリスニング試験。

43都道府県でトラブル 再テスト対象448人


 21日行われた大学入試センター試験の英語・リスニングテストで、東京や大阪など各地で、受験生からICプレーヤーの故障の訴えなどトラブルが相次いだ。共同通信社の午後11時現在のまとめではトラブル発生は43都道府県に上り、入試センターによると、294会場で448人が再テストの対象となった。
 リスニングは今回が初めての実施。多くの試験会場では「音が聞きにくい」などの受験生の申し出に、事実を確認できないまま再テストを実施しており、トラブルの場合の対応にも問題を残す結果となった。
 記者会見した同センターの松浦功事業部長は「大変遺憾。試験を開始してから止まってしまうものがあるとは思っていなかった」としながら「(トラブルで)手を挙げた受験生にはすべて再テストすることを決めていた」と話した。

だそうで。


どころで、昨年に実施した試行テストの際には、約3万5000人の受験に対して故障は18台だったそうですね。
英語の試験の受験者が49万人ちょい。単純に試行テストのときの14倍とすると、18×14=252か。
250人くらいまでなら再テストになっても想定の範囲内、だったのかな。


…多くない?


ちなみに、大学入試センターのページの「センター試験Q&A」では、こんな記述があります。

Q 解答時間中にICプレーヤーが故障した場合はどうなりますか。
A 製造の過程で全台数のチェックを行っており、試験当日も受験者本人にいったん作動状況を確認してもらってから試験を始めますので、解答を始めてから故障が発生することは、まずあり得ません。万々一、不具合が起こった場合は、直ちに黙って手を高く挙げ、…

万々一』という言葉が使われていますが。
割り合い的には3万5000に対して18台だとしても「二千に一」だよね。


もうちょっと故障の割合は小さくなるようになんとか努力して欲しいところですな。
250人の犠牲を見越しているのも酷いハナシじゃないですか。


就職活動中の身としてはそのICプレーヤーを作ったメーカーがどこなのかが気になるところ。